C-VAPOR4.0
どーも、新米レビュアーのJunです( ´ー`)
今回はエントリーモデル、C-VAPOR4.0のご紹介です。僕が一年間、この機種を使ってみた感想をblogに書き留めてみます
C-VAPOR4.0は、中国のWEECKE社が2年前に発売したヴェポライザー。前作のC-VAPOR3で人気に火がつき、満を持して送り出した正統後継機です。まずは前作であるC-VAPOR3からの改善点、継承している点をご紹介します
- バッテリーの持ちの良さが上がった
C-VAPOR3が2300mahだったのに対し、C-VAPOR4.0は3000mahに増量。吸い方によっては1日持ちます - 喫煙時間の延長が出来る
コンダクション(熱伝導式)方式特有の、煙草葉を釜の外側からじわりじわりと暖める加熱方式でだらだらと吸えます
好きな煙草は延長してでも思いっきり吸いたいですよね?僕はそうしています。今作はチャンバーがセラミックで出来ており、4分+3分と延長が可能です - スレッド一体式のマウスピースから個別にばらせる様に改善
マウスピース(ドリップチップ)、ヒートシンク、スクリーンゴム、スクリーンメッシュ、そして今作の肝であるセラミックフィルターを組み合わせる形状になり、掃除が楽になりました - ドロー調整が自由に出来る方式に変更
3でもドロー調整は可能でしたが、4.0ではドロー調整の幅が広がり、シャグ詰まりを解消するために本体下部にエアパスを設けて、掃除が出来るようになりました - 加熱温度を9段階に設定出来る
3は160~230℃までの8段階。4.0は160~240℃の9段階に。10℃の違いですが、この差は大きい
んー、進化してます。開発には日本の技術者も関わったそうで、日本人のニーズに合わせた変更が成されたようです
そのうえで、大ヒットした前作のC-VAPOR3所有者からはこんな不満の声も挙がっています
- 喫味が薄い
セラミックフィルターがとにかく喫味の邪魔をします。vapeでいうスピットバックを防止してくれるのはいいのですが、とかく薄味になりやすい - 消耗品が多い
セラミックフィルター、スクリーンゴム、スクリーンメッシュがとにかくダメになりやすい。とくにスクリーンゴムは高温で吸えば一ヶ月もちません。オプションパーツとして別売りしてはいますが、これは痛い改悪です - キック感が足りなく吸い応えがない
C-VAPOR3と比べると、ドローの調整が出来る点は評価出来ますが、もとからドローがスカスカ
…結構痛い謂われようです。正統後継機なのにこれでは報われない
それでは僕なりに敢えてこの機種の改善出来る点を申し上げましょう。一年間の集大成です。現在進行形で今も試行錯誤の繰り返しですが
- 付属のセラミックフィルターは完全に外す
喫味の邪魔になるだけです。取っ払いましょう
喫味とキック感が飛躍的に増します。シャグの味が直に感じ取れるくらいまでになりますし、喫味の薄さも解消出来ます - スクリーンメッシュをFENiXminiのスクリーンメッシュに変える
粉シャグ上がりを防止しながら、ニコ汁(加熱したシャグに含まれる水分等)の上がりを少なくでき、イガリを無くします。メンテナンスもデフォルトのスクリーンメッシュよりも格段に楽になります - ドリップチップを変える
経口の細い長めの物に変える事で、喫味とキックを大幅にアップさせます。僕はvapeのメーカーであるHUSSARに惚れ込んでずっと使っています
お気に入りのドリチを探すのも、醍醐味の一つです
これでもか!ヾ(゚д゚)ノ
たったこれだけです!これだけでも、段違いに美味く出来ます
唯一つ、損をしているのは、マーケティングの仕方や消耗品の多さ。自分はこの機種はある意味WEECKE社の集大成だったのでは無いかと思っています(miniproを除く)
惜しむべきは、セラミックという材質。チャンバーやフィルターの素材としては加熱に向いていなかったのでしょうか
肝心要のフレーバーを若干ですが吸い上げてしまっている。汚れが付きにくい材質を選んだ代償が大きかった...( ´゚д゚)
売りであった筈のセラミックフィルターも、まさか喫味の仇になるとは思っていなかったのでしょう
それでも、比較的手に入りやすい価格帯と大手チェーン店(ドン・キホーテ等)やAmazon等のネットマーケットで入手可能で、WEECKEは比較的メジャーなメーカーではあります
禁煙・節煙を考えている方には、まずはこの機種を手にとって貰ったほうがいい気がします
エントリーモデルで、平均的にシャグを選ばずこれだけの喫味を出せる機種はごく限られてきていますから
Twitterでフォロワーさんから質問されたので、久しぶりにBLOGを更新してみました
僕はこの機種を常喫しています。主に吸っているのはブラックスパイダーのシャグで、フレーバーにもよりますが、基本180℃~200℃程で吸っています
クセのあるシャグですが、この銘柄で沼から抜け出しました
皆さんも、自分に合うシャグを探す旅に出掛けてみませんか?試行錯誤の繰り返しが、思わぬ美味な煙草との出逢いがあるかもしれませんよ
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色々なヴェポライザーを試してきて、最近になって180℃でも咽るようになってしまい、最低温度で吸ってます。ダラダラ吸えて(・∀・)イイ!!